交わることのない二人の女性が、男の思惑によってスイートルームへ呼び出されます。女医の北野未奈と起業家の新村あかり。一方は自分の本当の欲望に気づかされ、もう一方は過去の栄光に酔いしれた姿を思い知らされることになります。男の絶対的な支配下で、二人は自分たちの意思とは別に共犯者へと変えられていくのです。
この作品は、嫉妬と羞恥、そして隠された欲望が複雑に絡み合う過程をじっくり描いています。互いに認めたくない感情の揺らぎの中で、二人がどう堕ちていくのか、その心理の変化が見どころになっています。
社会的地位のある女性が支配される側へと転換する様子や、複数人による関係性の中での力関係の変動に興味のある方に向いた作品です。鬼畜的な展開を通じて、表面では見えない人間の本質を映し出す内容になっています。
交わることのない人生だったはずの二人が、男の気紛れないたずらに手繰り寄せられ、同じスイートルームへと招待された。ひとりは女医・未奈。さも被害者かのように男を恨んでいるが、自らが望んでいるのだと自覚させるべく矯正中。もうひとりは、起業家・あかり。かつて散々遊ばれていた女。脱サラして始めた事業が大成功。過去の醜態を無かったかのようにして、だいぶ自惚れているようなので6年ぶりに己の身の程を分からせてやろうと再招集。双方とも望んでいない巡り合わせ。絶対的な男の命令により、女どもは不本意の中共艶させられる。互いに認めたくない嫉妬と刹那と高揚感に見舞われ、ふぞろいのまま堕ちていく。取り残されないように、あるいは道連れにするかのように。その姿はどこまでも哀れで浅ましく愚かで醜い淫欲そのもの。絶望と屈辱。200回目を記念した特別なセレモニーが始まろうとしている…。